日本では100人に1人が発症する「統合失調症」は治療で寛解できる

公開日: 更新日:

「統合失調症」というと、特殊な精神疾患とのイメージが強いが、日本では100人に1人が発症しているとの報告があり、決して珍しい病気ではない。近年は治療法の研究が進んでおり寛解も期待できるようになってきた。しかし、症状があっても自覚がないため本人は気づきにくく、受診が遅れて悪化するケースも多い。家族が発症する可能性も考えて、特有の症状と治療法について知っておきたい。国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童・予防精神医学研究部部長の住吉太幹氏に詳しく聞いた。

 統合失調症は、かつては「精神分裂症」と呼ばれていたが、その名前から誤解や偏見を生みかねないと懸念され、2002年に現在の「統合失調症」へ名称変更された。

 症状は大きく分けて3つある。①幻覚や妄想などの「陽性症状」②物事に対する意欲の低下や引きこもるといった「陰性症状」③注意力や集中力の低下や段取りができなくなる「認知機能障害」。認知機能障害には、他者の感情をくみ取るなど対人交流の機能が障害される「社会認知機能障害」も含まれる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ