糖尿病(3)1週間で5キロ減量…“代償”は両足の靴ずれ

公開日: 更新日:

 春の健康診断で急激な血糖値上昇に慌てた60代会社員のAさん。専門医の受診前にウオーキングと食事制限を始めたが、その効果は最初に「目」に表れたという。

「血糖値対策を始める以前は、視力は出ても見づらい感じがありましたが、新緑が以前よりくっきりし、夜はネオンのコントラストがハッキリするように感じました」

 嗅覚も取り戻した。それまでは感じなかった飲食店から流れてくるにおい、若葉の香り、自室のにおいを感じるようになったという。

「疲れているせいか、よく眠れるようになりました。朝も60代になってから朝4時、5時に起きることが多かったのですが、6時過ぎまでは熟睡できるようになったのです。体形も徐々に変わりました。ショーウインドーに映る自分の体形は情けないほどお腹が出っ張っていましたが、それが目に見えて減っていきました。毎朝量るようにした体重も1週間で5キロは落ちたと思います」

 ぴちぴちだったズボンのウエスト回りにも余裕ができ、座るのも楽に感じるようになった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波