高血圧症の克服(2)暴飲暴食、ストレス、運動不足…投薬治療開始を告げられた20年前の生活

公開日: 更新日:

「たばこは20歳から毎日で、多い時は1箱20本入りの3箱が空になった。院長は私の喫煙を知っていたけど、黙認していました」(早川さん)

 その理由はしごく単純で、じつは院長も愛煙家だった。以前、「ニコチンの少ない1ミリを吸っている」と吐露していた手前、愛煙家の早川さんに禁煙を無理に勧めなかったようだ。

 年に1、2回、市が推奨する同病院で「特定健康診査」を受診してきた。そのたびに血液検査と血圧を測定し、結果は「血圧が高い!」だった。高血圧症の対策として、週に何度か水泳も試みた。だが、長続きしなかった。

「暴飲暴食や喫煙は相変わらずでした。それでも血圧の上(収縮期血圧)が160の数値を示したことはなかったのです」(早川さん)(つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃