糖尿病網膜症は「爪検査」で見つけられる? 東北大大学院の研究チームが公表

公開日: 更新日:

 糖尿病網膜症は腎症、神経障害と並ぶ糖尿病の3大合併症のひとつ。日本では中途失明第3位の病気で年間数千人がこの病気で失明している。にもかかわらず、有効なマーカーが見つからず、糖尿病患者の眼科検診受診率が低いことが知られている。

 たとえば全国で行われているほぼすべての保険診療情報が含まれている「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報データベース(NDB)」を分析したところ、2017年度に糖尿病治療薬処方を受けている患者の眼科受診割合は47%と低かった。

 おそらくは、多くの糖尿病患者は「わざわざ眼科検診を受けるのは面倒くさい」と思っているのだろう。これでは糖尿病網膜症の患者数、中途失明者の数を減らすことは難しい。

 そんな中、東北大学大学院医学系研究科眼科分野の中澤徹教授らの研究グループは、毛細血管スコープによる爪床毛細血管検査により、糖尿病網膜症の発見や重症度評価が可能であることを明らかにした。

 爪床(そうしょう、ネイルベッド)とは皮下組織の一部。その上に載っているネイルプレート(爪甲)の形成と維持に必要な毛細血管が通っていて、神経もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る