糖尿病ではプライベートゾーンにも合併症が…かゆみ、痛み、出血などトラブル続出

公開日: 更新日:

 糖尿病の合併症というと、網膜症、腎症、神経障害が有名だが、じつは男女の大事なところ、いわゆるプライベートゾーンにも合併症を引き起こす。半世紀以上、性感染症専門医として活躍し、「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)の著者で「プライベートケアクリニック東京」(東京・新宿)の尾上泰彦名誉院長に話を聞いた。

■皮膚掻痒症、カンジダ、勃起障害…

 これからの季節、股間のかゆみに悩む人が出てくるが、その中には糖尿病が関係している場合がある。ひとつは股間のインキンタムシ、もうひとつは陰嚢の皮膚掻痒症だ。

「インキンタムシは水虫の原因として有名な白癬菌による皮膚疾患です。高温多湿を好み、汗っかきな若い男女の股間が大好きです。とくに糖尿病の人は血液中の糖質を水分と同時に押し出そうとするため、おしっことともに汗をかきやすい。そのため中高年でもこの病気に悩む人が少なくありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも