難病の表皮水疱症と闘う梅津真里奈さん「治療薬はないのでキズができるたびに…」

公開日: 更新日:

 でも、「表皮水疱症の患者会」に入って「この病気を知ってもらおう」と活動することで、少しずつ前向きになりました。皮膚疾患は軽視されがちな病気ですけど、全身に生キズが絶えないこの病気は合併症を起こしやすくて、じつは命に関わる病気です。

 私は、患者会の活動がストップしたコロナ禍で、キズをあえて見せる写真をネットで発信しました。啓蒙活動を止めてしまうことに危機感を覚えたからです。もしかしたらバッシングを受けるかも……と覚悟しました。でも、意外と優しい人ばかりでした。それからです、表皮水疱症とともに生きてきた私の経験をブログに書き始めたのは……。

 病気を知ってもらわないと、次の世代の子たちが大変です。この病気が注目を浴びるようになれば、研究や治療薬の開発がもう少し進むかもしれない。そこに協力してくれる企業が現れるかもしれない。そんな期待を込めて、これからも活動を続けていきます。

 自分ではできないことが多いので、どうしたって誰かに助けてもらわなければなりません。その分、私は人の優しさに触れることが多いんです。本当に人に恵まれた人生です。それは、表皮水疱症だから感じられたことかなと思います。なので、自分もできるだけ誰かに優しくなれたらなぁと思っています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  2. 2

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  3. 3

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  4. 4

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  5. 5

    スマスロ『L戦国乙女5』は前評判での「覇権台」が裏目に…ユーザーの厳しい意見に今後のホールの対応は?

  1. 6

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 7

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  3. 8

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 9

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  5. 10

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹