半年前から右足がしびれ、今は歩くのが困難…咳だけで腰に痛みが走る

公開日: 更新日:

 その後の経過は、長年腰痛に苦しまれていたことが嘘のように短期間で回復していきました。早くも1週間目には変化が表れ、歩くときに痛んだ腰も、重く感じる程度となり、3カ月後には以前のように運動も行えるほどに回復したのです。その頃には右足のしびれはほぼ消え、腰の痛みもほぼ痛みなし。しかし、ご自身は不安らしく、時折コルセットを着けているということですので、今後は着けないようにとアドバイスしました。

 1年後となった現在では、ゴルフをした後に1度腰が重たくなったことはあったが、おおむね良い状態を保っており、日常生活には支障なく過ごせていると、うれしいお知らせをいただいています。今度ヘルニアの手術を何回もしている友人がいるので紹介したいと、声が弾んでいました。

 最後に、コルセットについての注意点をお伝えしたいと思います。今回紹介した患者さんのように、腰痛軽減のために日常的に使用している方が時々います。

 しかし、医師から特別な指示を受けていなければ、個人的な判断で使用しない方がいいでしょう。腰回りの筋力の低下を招き、血行不良などを起こし腰痛を慢性化させる恐れがあるためです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発