治療から1年…痛みは消え、腰に違和感あるものの一瞬で消える

公開日: 更新日:

「あれから1年。おかげさまで靴を履く時に腰に違和感はありますが、痛みはなくなりました。それに違和感も一瞬です。知り合いの人で腰痛持ちがいるので今度、ぜひそちらのクリニックを紹介させてください」

 こんなうれしい報告をしてくれたのは、72歳の神奈川県在住の患者さん。若い時から腰痛持ちで、2年前には近所の整形外科で脊柱管狭窄症と診断されたとのこと。鎮痛剤を処方され、様子を見ていたが一向に良くならず、歩行もままならない状態になったため、当院を受診されたとのことでした。

 MRIの精密検査の結果、3カ所の椎間板に椎間板変性と狭小化がみられました。背骨の骨と骨との間にあり、背骨を安定させる線維性の組織(靱帯)は肥厚し、硬くなる黄色靱帯肥厚もあり、最終的に脊柱管狭窄症と椎間板変性症との診断結果となりました。

 3カ所の椎間板内に、特殊なジェルを刺入するセルゲル法を実施。痛み止めも処方しましたが、この方の場合、過去に抗菌作用が期待できる抗生物質の一種、テトラサイクリン系薬によりアレルギーの症状が出た経験があるとのこと。ご本人は痛み止めはあまり飲まないようにしているとの話でしたので、そのことを留意した処方であると、薬を渡す際に伝えました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」