プロに聞いた! 腰痛対策で押さえておきたい「寝具」の選び方

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 寝具大手の「フランスベッド」が今年2月、20~69歳の男女1000人を対象に夏の睡眠に関する調査を実施。夜の寝苦しさを感じない人のうち、夏に寝具を取り換えている人が8割で、その8割以上が寝苦しさの項目全てを感じないと回答した。夏の夜の寝苦しさを吹き飛ばす寝具。実は、日本人の自覚症状トップ(2022年国民生活基礎調査)に位置する腰痛の対策にも寝具選びは大事だ。フランスベッドインテリア商品企画課課長の三浦貴洋さんに話を聞いた。

「悪い姿勢や、デスクワークが中心で同じ姿勢を取り続けることで腰に負担がかかって腰痛が生じている方では、どんな寝具を使うかで、腰のつらさが随分変わってくるはずです」

 ただし腰痛には、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などやがんの転移といった可能性もあるので、「いつもと違う」と感じた場合は病院で検査を受けることが大前提。

 三浦さんは仕事柄、お客さまの話を直接聞くことも多い。

「どういう感じがいいですか、と尋ねると、『腰痛対策には硬いマットレスの方がいいんですよね』といった返答がよくあります。固定観念があるんですね。しかし一概に硬いマットレスがいいとは言えないんです」

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