歯を白くする「医療ホワイトニング」のメリットとデメリット…世代を超えて人気

公開日: 更新日:

■神経を抜いた歯にはウォーキングブリーチ

 医療ホワイトニングには、すべての工程を歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、歯科医師の指導の下で自宅などで行うホームホワイトニング、2つのやり方を併用するデュアルホワイトニングの3種類がある。虫歯や外傷などで歯の神経を失った失活歯の場合、変色すると普通のホワイトニングでは効果が出ないため、ウォーキングブリーチと呼ばれる特殊な方法を行う場合もある。

「オフィスホワイトニングは結婚式や商談など目前のイベントに白い歯で人前に立ちたい、という人にお勧めです。1時間前後の施術では専用の薬剤を歯の表面に塗った後にレーザーで光を当てます。色素を分解する化学反応を強めるためです。この方法で数カ月間、白さを維持できます。ホームホワイトニングは、初回の通院を除いては歯科医院で作ったマウスピースに専用の薬剤を塗布して歯に装着することで歯を白くします。歯が白くなるまで時間はかかりますが、自分のペースで行え白さが長持ちすることがメリットです。多忙で歯科医院へ通いづらいという人にはお勧めです。デュアルホワイトニングはその2つの特性を兼ね備えています。費用はかかりますが、結果的に当院ではデュアルホワイトニングを選択する人が多くなっています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態