著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

小細胞肺がん余命を3倍に延ばす…革新的治療薬を米FDAが認可

公開日: 更新日:

 FDA米食品医薬品局が肺がん患者のための革新的な治療法を承認し、ニュースになっています。

 小細胞肺がん(SCLC)は、肺がんの中でも進行と転移が非常に速く、転移しやすい悪性度の高いがんとされています。喫煙により発症することが多く、中高年の男性に多い肺がんでもあります。アメリカでは毎年約3万5000人が小細胞肺がんと診断されていますが、発見された時には肺の外に転移しているのが通常だといいます。

 小細胞肺がんの治療法は過去数十年間、ほとんど進歩していませんでした。化学療法と免疫療法を組み合わせた治療がありますが、一度治癒しても95%の確率で再発するというデータもあります。

 しかし、今回承認されたアムジェン社の新たな免疫治療薬タルラタマブは、これまでの治験では、患者の余命を3倍に延ばし、服用後の生存期間の中央値は14カ月と報告されています。また薬を投与された患者の4割に効果があったとのことです。

 タルラタマブは二重特異性抗体で、T細胞とがん細胞との間に複合体を形成し、これによりT細胞を活性化させて腫瘍細胞を溶解させる仕組みです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る