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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

小細胞肺がん余命を3倍に延ばす…革新的治療薬を米FDAが認可

公開日: 更新日:

 ただし効果が高い反面副作用も強く、重いサイトカイン放出症候群(CRS)を発症する可能性もあります。CRSは免疫系が過剰に活性化されることで生じ、発熱や血圧低下、頻脈などの他、生命を脅かす合併症を伴う場合もあります。アムジェン社によると、タルラタマブを投与された患者の55%がCRSを経験したとのことです。

 NYタイムスの取材に答えたある医療関係者は、この薬により、場合によっては小細胞肺がんが他の慢性病のようなものになるかもしれないと語り、新たな希望と歓迎しています。

 なお、アムジェン社の日本のホームページによれば、タルラタマブは、2024年2月9日付で厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けています。

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