ダニ繁殖シーズン到来…アレルギー持ちや痒くてたまらない人はカーペットと畳に注意

公開日: 更新日:

基本は掃除(掃除機の吸い取り)、洗濯、日干し

「生活の場所である限り、ダニをゼロにすることはできません。大切なのは、ダニに対するアレルギー疾患がある場合、ダニが増殖しにくい環境を整備していくこと。各家庭によって事情が異なるので、可能なところから整備、改善していくしかありません」

 ダニが増殖しやすい場所を表にまとめた。基本的に、掃除(掃除機の吸い取り)、洗濯、日干し、古くなったら交換で対策を。

■住居内でダニが増殖しやすい意外なところ

 布製のソファやクッション
 カーペットの下、畳の下
 掃除機の中
 クローゼットやタンス、押し入れの中、タンスの下
 しまい込んだ衣類
 エアコンの中のフィルター
 厚手のカーテン
 台所の食品
 ぬいぐるみ
 チャイルドシート
 椅子の座面

  ◇  ◇  ◇

■増殖への対応

 観葉植物や熱帯魚の水槽は住居内の湿度を高めるので、ダニ繁殖につながりやすい。またペットもダニ繁殖を招く。

 とはいえ、高岡さんはそれら全てを排除すべきと言っているのではない。

「人によって大切にしているものは違います。例えば空気清浄機や除湿機を用いたり、寝室にはペットを入れないなど。アレルギー疾患を悪化させないためダニに対して何ができるかを考えることが大切です」(高岡さん)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑