リアルアキバボーイズのけいたんさん 肺炎で「シワだらけで息が吸えない肺に…」退院後も危機感を

公開日: 更新日:

けいたん(榊原敬太)さん(40歳/リアルアキバボーイズ)=肺炎

 だんだん呼吸ができなくなって、「これはヤバイ」と思いました。でも、自宅に救急車を呼ぶって恥ずかしいじゃないですか。昼間だったし、マンションの前に救急車なんて、絶対、人に見られちゃう。でも、そう言っていられないくらい「死にそう」になったので救急車を呼び、そのまま約1カ月入院しました。

 事の起こりは2021年8月のことです。7月下旬に咳と熱の症状が出ました。「コロナじゃね?」と、すぐに検査を受けたのですが、陰性で、「じゃ、インフルエンザか?」と検査したけれど、「それも違うじゃん」となり、なんだかわからないまま解熱剤などの基本装備的な薬と注射を打って帰ってきました。

 その後、お金に糸目をつけずにコンビニで売っている高価な栄養ドリンクを買って、薬を飲んで、肉を食って、寝て汗をかくという、いつもの対処法を試しました。経験的に2日間これをすればだいたいの風邪は治ってきたのですが、このときばかりはまったくダメで、咳で呼吸が苦しくなりました。

 自分の感覚的には胸と背中の両方を押されて肺をつぶされている感じ。息が吸えない。吸おうとすると咳き込んでしまう。そんな状態が3日間続いたので、ついに救急車を呼んだわけです。

 正式な病名は覚えていないんですけど、なんらかのウイルス性の肺炎だと言われました。肺の画像を見ると、白い線がアチコチにいっぱい入っていて、「普通の肺はきれいですが、あなたの肺は紙をクシャクシャにしたような状態です」と言われました。要はシワだらけで息が吸えない肺になっていたのです。そのまま入院して、肺のシワを治す薬を飲み続けました。

 食事はゼリー状のものばかりでお腹はすくし、寝たきりです。薬を毎食後5~6錠飲んでいました。2週間ぐらいで少し良くなりましたが、3週間半たっても肺の画像はまだシワシワでしたね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?