中高生に超低用量ピルのススメ…毎月の生理が子宮内膜症や卵巣がんのリスクを上げる

公開日: 更新日:

 次に、月経は病気のリスクを上げる。

「月経痛がある若年女性の7割に微小な子宮内膜症があるとの指摘があり、子宮内膜症は将来の妊娠時のトラブル、不妊症、子宮内膜がん、卵巣がん、骨粗しょう症のリスクを上げることもわかっています。さらに、心筋梗塞など心血管系疾患の発症リスクを上げるという報告もあります」

 女性の体の中では初潮後、毎月、妊娠の準備が行われる。排卵後、“受精卵のためのベッド”として子宮内膜ができ、妊娠が成立しなければ血液と一緒に子宮外に排出される。これが月経だ。

「月経は妊娠のためには必要ですが、妊娠を希望しない時期は、必要ないとも言える。むしろ排卵を抑えたり、月経回数を減らすことで、PMSや月経困難症などの不調から解放され、将来の妊娠をより良くし、がんや心血管系疾患を予防することに役立ちます」

 月経をコントロールするのに有効なのが、ホルモン剤だ。そのひとつがピルになる。ピルの知識に乏しい人は「血栓症のリスクを上げる」「避妊目的」という思い込みがあるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”