不妊外来から見える治療の現状(2)新生児の9人に1人 日本は体外受精大国

公開日: 更新日:

 とはいえ、治療には期限がありますし、リスクもゼロではありません。

「体外受精は、人工授精などと比較すると妊娠する可能性が高い一方、体への負担が大きくなります。卵巣出血、卵巣過剰刺激症候群や異所性妊娠(子宮外の妊娠)が起こる可能性があります。とくに卵巣過剰刺激症候群は、重症化すると呼吸不全や血栓症などの合併症が出ることもあります。40歳を過ぎて行う場合は、将来の人生も考え、医師と相談しながら慎重に選択することが重要です」(大石医師) =つづく

(医療ジャーナリスト・油井香代子)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状