不妊外来から見える治療の現状(4)年齢の壁…2人目ができない“2人目不妊”

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「そろそろ2人目が欲しいのに、なかなかできない」

 32歳で第1子を出産した女性からこんな悩みを聞いたことがあります。あまり知られてはいませんが、1人子供がいるのに2人目ができない「2人目不妊」(続発性不妊)に悩むカップルは少なくありません。

 2023年に報告された「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、子供が1人しかいない原因として、「(理想としては2人以上)ほしいけれどもできないから」と答えた人が32%もいました。出産の高齢化とともに「2人目不妊」は、ますます切実な問題になってくると思われます。

「続発性不妊の人は、一度妊娠出産を経験しているわけですから、未経験の人に比べると妊娠の可能性は高いといえます。とはいえ、一般に、35歳を過ぎると卵巣機能の低下が進み、卵子の質も低下します。2人目の妊娠を望んで1年間妊娠しないなら、不妊外来の受診をお勧めします。女性の年齢が高いほど、早く受診したほうがいいでしょう」

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