妻と娘は「覚悟した」…げんしじんさん急性心筋梗塞で死の淵からの生還を振り返る

公開日: 更新日:

 妻と娘は「もう死ぬものだと覚悟した」と言っていました。それを聞いて「そんなにヤバかったのか。普通なら死んでいたんだ」と知り、改めて「本当に生きててよかった」と思いました。心の底から「神様ありがとう」です。

 退院してすぐの頃は、散歩するのもしんどかったです。病院の廊下は平らですけど、普通の道路は側溝に向かって傾いていて、それがとても歩きづらかった。人とすれ違うたびに身をかわすのもすごく大変で、しばらくは人混みには行けなかったです。なんでもなくできていたことが、じつはすごいことなのだと思い知りました。

 特に集中治療室にいた4日間での筋肉の衰えは驚きました。立てないどころか起き上がれもしなかったのですから。

 この一件で、優先順位の1位は家族になりました。それまでは自分本位で好き勝手してましたからね。お酒は飲まなくなり、たばこもやめました。外食もやめて、妻が作ってくれる、塩分控えめで野菜中心の食事をいただいています。思えば、40代半ばでコレステロール値が高めだとは言われていたのですが、特に症状もないので放置していました。今はおかげさまで数値はすべて標準値。いろいろ薬を飲んでいますから当たり前ですけど(笑)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意