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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【もち麦】血糖値と腸内環境の改善で再評価…ごはんやスープに混ぜて食べたい

公開日: 更新日:

 時間栄養学的には水溶性食物繊維は朝取りたい栄養素ですが、血糖値が高くなりやすい夕食の主食にもおすすめの食材と言えるのではないでしょうか。目的に応じて食べる時間を変えるのもいいでしょう。

 もち麦は、白米と混ぜて炊く、スープやサラダに加えるなど、日常の食事に取り入れやすい点も利点です。もち麦だけを炊飯器で炊くことも、多く炊きすぎた分を冷凍することもできます! ご自身の食事のスタイルを大きく変えずに、食物繊維の摂取を自然に増やせる点は、継続しやすい健康習慣として重要ですよね。

 現代の日本人は、推奨量に比べて1日あたり5~7グラム程度の食物繊維が不足しているとされます。ぜひ今日の食事にプラスしてみてはいかがでしょうか。

【連載】時間栄養学的「気になる食品」

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