著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

大人の斜視(1)突然、発症することがある…後天性斜視

公開日: 更新日:

 明確な因果関係はまだわかっていませんが、スマートフォンやパソコン、ゲームなど、いわゆるデジタルデバイスを使う時間が増え、近くを見続ける時間が長くなっていることが原因ではないかと考えられています。極端な目の使い方が、斜視を引き起こす可能性があるということです。

 デジタルデバイスの過剰使用が原因と考えられる内斜視では、使用時間を減らすことである程度改善することがわかっています。ただし、完全に治る人は全体の6%程度にとどまるという研究結果もあります。

 後天性斜視では、物が二重に見える「複視」の症状が強く出ることがあります。

 また、両目でうまく物を見られなくなるため、奥行きや立体感、距離感がつかみにくくなります。そのため、階段や段差が見えづらくなり、これまで問題なくできていたことが難しくなるなど、日常生活に支障を来すこともあります。

 さらに、目が非常に疲れやすくなるため、読書や運転がつらくなり、避けるようになる人も少なくありません。

 次回は、「第二の老眼」とも呼ばれている、高齢になるとだれにでも起こる可能性のある斜視「サギングアイ症候群」を紹介します。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  3. 3

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 4

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 5

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  3. 8

    佐々木朗希は今季先発見納めへ…スネル&グラスノー復帰でリリーフ転向が濃厚か

  4. 9

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  5. 10

    橋本愛の“熊本お見舞いメッセージ”まで批判する声に違和感…思い出される杉良太郎「偽善でもいい」の信念