ホテル厨房ウラ事情…中国産冷凍キンメダイが旬の銚子産に化ける

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 阪急阪神ホテルズ(大阪市)系のレストランや世界的名門ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」(同)、「ルネッサンスサッポロホテル」(札幌市)などで、ホテル側が「誤表示」と言い訳する食材偽装問題が次々と発覚している。

 このニュースを聞いて、7年前の食肉加工会社「ミートホープ」(苫小牧市=解散)の偽装牛肉ミンチ事件を思い出した。今回のホテルの誤表示は単なるうっかり間違いなんかではなく、ホテルの客を軽視する姿勢が、たまたま誤表示という結果になって表れただけではないかと。

 ミートホープ社の「牛肉100%」と表示したミンチは、豚、馬、鹿、羊、鶏、兎、鴨の肉などが混ぜられ、肝心の牛肉は安物のオーストラリア産冷凍品で、それも防火用水タンクにたまった雑菌ウヨウヨの雨水で解凍したものだった。

 しかも、肉の量が少なく、羊頭狗肉ならぬ牛頭雑多肉ゆえに牛肉の風味と色合いがなく、それをカバーしたのが牛の血液と発がん性を問題視される発色剤・亜硝酸ナトリウムの過剰投与だった。こんな粗悪極まる偽装ミンチを全国の256社が仕入れ、ある大手食品メーカーは、それを加工して「パーティーラザニア」の商品名で販売し、これが名の通ったホテルのレストランで堂々と使われた。客はおろか、ホテル側も味の異変に気づかなかったのだからお粗末もいいところだ。

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