同好の士を集め、1日3時間の宴を開く

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<ホッピー仙人 桜木町>

 仙人といえば、人里離れた山奥の、そのまた奥に暮らし、道教の道(タオ)を究めた白ひげの長老というイメージだが、ホッピー仙人はどんな人物なのだろうか。

 横浜は桜木町駅南口を出て、大岡川沿いを日の出町方面へ。川面に映るネオンを見ながら歩けば、異空間へタイムスリップしたような飲み屋街に出くわす。緩やかな川のカーブに沿って連なる長屋群とでもいおうか……。1964年の東京五輪の際、露店や屋台が野毛の美観を損ねるとして、一緒くたにすべく建てられた都橋商店街、通称ハーモニカ横丁である。この年季の入った建物の2階に、仙人の店はある。会える機会は1日3時間。

 夜7時の開店を待って、恐る恐る扉を開けると、広さ6畳ほど、カウンター8席の小さな店はもう、お客でいっぱいだ。一見を寄せ付けない雰囲気の中、一斉に視線を集めてたじろいでいると、「奥へどうぞ」と、カウンターの中から助け舟。優しい声の主こそ、ホッピー仙人こと、店主の熊切憲司さんである。仙人といっても、中年のご同輩といった印象である。ホッピー好きが高じて、専門バーを開いて12年。昼間は普通のサラリーマンだという。

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