中国「防空識別圏」問題 民間航空機は本当に安全か

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■官邸の圧力に航空会社は右住左住

 わかりにくいのは、政府は航空会社に対し、明らかに“圧力”をかけているのに、表面的には「協力要請」という曖昧な表現を繰り返したことだ。

「菅長官は『航空各社が乗客の安全を考慮しながら政府の方針と諸般の状況などを総合的に勘案して最善の判断をするものと考えている』と言い、太田国交相も『各社が最善の判断をするものと理解している』という見解でした。つまり、最終責任は航空会社にあるということです。万が一、中国にスクランブルをかけられて軍用機が真横に付いて飛んだりしたら、乗客はどんな反応をするでしょうか。航空会社に判断の責任を担わせるのは酷ですよ」(航空関係者)

 中国は習体制が軍部を完全に掌握できているのか怪しい。駐日大使が「飛行の自由を確保する」と言ったとしても、軍部が暴発してスクランブルをかけたらどうするのか。別の航空関係者は「外務省を信じるしかない」と言っていた。中国の身勝手な識別圏設定が悪いのは言うまでもないが、安倍政権のドタバタ対応で乗客が不安になるのだとしたら、たまらない。

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