花街の美しき芸妓たちの夢の後先…

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■品川亭 西新宿

 新宿は中央公園を抜け、十二社通りを渡った西新宿4丁目の一角。かつて角筈十二社(つのはずじゅうにそう)と呼ばれ、明治時代から昭和の中頃まで花街として栄えたエリアである。昭和初めの最盛期には100軒以上の料亭や置き屋が軒を連ね、300人以上の芸妓で賑わったそうだ。

「外を歩けば、どこからともなく三味線の音が聞こえてきたものです」
 と言って、品川ちかさんは遠くを見つめる。角筈十二社の路地裏にひっそりとたたずむ「品川亭」の女将。旅籠(はたご)のごとき縄のれんの引き戸、れんがの敷かれた床、酒樽を使った椅子、そこかしこに飾られた七福神の置物と、往時を彷彿とさせる店内は、時が堆積し、その空気まで実に艶(あで)やかだ。

「ここは『錦水』という料亭の離れとして使われていたんですよ。それを大正時代のイメージに改装したんです。今は埋められてしまいましたが、裏に弁天池という池もありましてね。それは風情があったんですよ」

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