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空前ブームでも20年連続赤字 三陸鉄道“あまちゃん”経営

 空前のブームなのに大赤字とは――。

 NHKドラマ「あまちゃん」で脚光を浴びた岩手県「三陸鉄道」の2013年度の決算報告が話題だ。「あまちゃん」効果で、昨年4月~今年3月の乗客数は前年度比10万8877人増の49万7515人。運賃収入は43%増の2億2600万円で鉄道事業の総収益は3億4700万円だった。ところが経常費用が約5億6200万円に膨らみ、経常損失が過去最大の約2億1500万円となった。

 三鉄は第三セクターで、国の災害復旧工事費や県市町村の運営補助金が入っているため、最終赤字は5117万円に縮んだ。それでも20年連続の赤字決算である。

「円安で燃料費が前年より1400万円増え、人件費は2100万円増えました。列車などの修繕費も2000万円増。これらの固定費が前年度より8100万円増えたことが大きな原因です。収益については、旅行業は前年度の2100万円に対して13年度は1200万円に落ち、土産品などの物販業も4200万円から2800万円に減りました。今後は旅行業と物販業の立て直しをはかるつもりです」(同社事業本部長の坂下政幸氏)

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