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イザという時に明暗分ける労組の「メリット」「デメリット」

変わるサラリーマン生活

「組合費は毎月給与から天引きされているが、まったくメリットを感じない。いっそ脱退しようかと思っています」
 流通系勤務の30代男性が、労働組合についてこう言った。

 強制加入の「ユニオン・ショップ制」の会社は別にし、多くの人が同じ疑問を持っているに違いない。JR北海道の例を出すまでもなく、労働組合はいつも他の組合と対立しているイメージがある。特定政党への肩入れにアレルギーを持つ人もいるだろう。

 見返りが少ないとなれば、組合離れが進んでいくのは、当然の流れだ。2013年労働組合基礎調査(厚労省)によると、加入率を示す組織率(推定)は過去最低の17.7%にまで低下。特に非正規労働者は「少ない給与の中から月1000円でも取られるのはバカらしい」と思う人が圧倒的に多い。

 だが、労働・貧困問題に取り組むNPO法人「POSSE」の今野晴貴代表は、「それでも会社に組合があるなら加入した方がいい」と言う。

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