東芝うつ解雇訴訟 最高裁全面認定でも残る“IBMルール”

公開日:  更新日:

 パワハラで苦しむ人にとって、注目の判決だった。長時間労働でうつ病となり東芝を解雇された重光由美さん(47)が原告となった訴訟の24日の上告審判決。最高裁は、重光さんへの賠償金額について「過失を理由に減額すべきではない」と判断したのだ。

「2審の高裁判決では、長時間労働とうつ病発症の因果関係が認められ、解雇無効が確定しました。一方、神経科への通院や病名を早く申告していれば、会社は病気の悪化を防ぐ措置を取ることができたなどとして、賠償額は2割減額されたのです。上告審の争点は、重光さんの過失分が賠償額から差し引かれるかどうかでしたが、最高裁は2審判決を破棄し、賠償額を算定し直すよう高裁に差し戻しました」(司法記者)

 朗報ではあるが、判決を受けて会社側がパワハラやリストラに、より慎重になるかというと、そう簡単ではない。ブラック企業アナリストの新田龍氏が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

  2. 2

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  3. 3

    鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け 

  4. 4

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  5. 5

    水道民営化のウラに…麻生財務相“身内に利益誘導”の怪情報

  6. 6

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  7. 7

    長澤まさみが表紙V15 「東宝カレンダー」泣き笑いの面々

  8. 8

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  9. 9

    30歳でNHK朝ドラ主演 戸田恵梨香ついに“後輩”に追いついた

  10. 10

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

もっと見る