埼玉・栃木で5弱…専門家に聞いた「首都直下」は近いのか?

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 16日正午すぎに関東を襲った大地震。栃木県佐野市、群馬県前橋市、埼玉県熊谷市、加須市など広範囲で震度5弱、都内では千代田区、新宿区で震度4を観測した。震源は茨城南部でマグニチュード5.6だったが、この震源に注目したい。3.11以降、地震活動が活発化し、首都直下地震の想定震源域でもあるのだ。

 元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)によれば、今回の震源にあたるフィリピン海プレートの最北端と太平洋プレートとの境界部分で今年、地震が頻発しているという。

「5月5日(M4.2)の茨城南部の地震をきっかけに、プレート境界周辺での地震が続いています。先月24日に埼玉県加須市で震度4を観測した地震も同じ場所で発生しています。しかも地震が起きるたび、接触部分が内側にもぐりこんでいる。いずれ圧力で耐えきれなくなり、沈み込んだプレートが一気にはね上がる可能性があります」

 茨城が震源なのに、埼玉、栃木、群馬県まで震度5弱を観測したのは、今回の震源地と、千葉―新潟を横断する「柏崎千葉構造線」が一部重なっているからだ。しかも、同構造線は、複数の構造線と重なっている。

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