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台風よりはるかにヤバイ 温帯低気圧が引き起こす爆弾豪雨

「台湾やフィリピンみたいな大水害にならずに済みそうだ」

 台風16号が中国大陸付近で東に急カーブ、九州の手前で温帯低気圧に変わった。勢力ダウンにホッとした人もいるかもしれないが、「そんなに甘くはない」と、気象予報士の森田正光氏がこう言う。

「中心付近の最大風速が毎秒17メートル以上が台風で、それを下回るのが低気圧です。台風も低気圧も、南から雨の材料となる湿った空気を引き込む力があります。今回のように台風が温帯低気圧に変わるときは、寒冷前線が影響しています。つまり、北からの寒気と南からの湿った空気がぶつかる恐れがある。先月、土砂災害を招いた広島の集中豪雨のときも、上空で寒気と暖気が衝突を繰り返し、1時間に100ミリ超の雨量を記録したのです。<たかが低気圧>と侮ってはいけません」

■秋は日本列島縦断コース

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