年間12万件 自転車事故は「ブレーキミス」で命を落とす

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 自転車レースに向けて練習を積んでいる人にとっては、ショッキングなニュースだった。今月1日、藤沢市西俣野の境川サイクリングロードでジョギングをしていた男性(47)と、対向してきた男性(29)の自転車が接触。自転車の男性が転倒し、頭を強く打って意識不明の重体になり、ジョギングの男性は左腕打撲などの軽傷で済んだという。

 道路交通法上、自転車は軽車両にあたる。自動車と同じように車道は左側通行で、一時停止や夜間灯火も義務づけられている。ブレーキなどの整備不良があると、その場で乗車禁止になり、命令違反には5万円以下の罰金が科されることも。歩道で歩行者と接触事故を起こしたら、歩行者に多少の落ち度があっても自転車側の過失が100%になるケースもある。

 今回のケースがどうなるか不明だが、改めて自転車事故について頭に入れておいた方がいい。自転車に乗っていた人の交通事故は、昨年1年間で12万1040件。そのうち対自動車が84%と圧倒的。自動車との接触事故では、信号無視や信号がない交差点での出合い頭の衝突が半数以上の55%。そんなケースは想定内だろうが、最近、見逃せないのが走行車線でのすれ違い事故だ。

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