訪日客の4割が台湾・中国から 日本人が覚えたい簡単ワード
2020年の東京五輪には外国人がドッと日本にやってくるが、その前に「オレもいっちょ、英語かフランス語でも勉強してみようか」と思っている人は多いとか。だが、それは大きなカン違い。日本を訪れる外国人の大半はアジアの人々。特に台湾人と中国人だ。
昨年、過去最高の1341万人を記録した訪日旅行者数。春節の“爆買い”で中国人ばかりが目立っているが、トップは意外にも台湾人の282万人だ。2位は韓国人(275万人)、3位は中国人(240万人)で、台湾と中国だけで全体の4割を占める。香港やタイなどのアジア諸国まで含めると、日本を訪れる外国人の8割超が同じアジア人だ。
一方、英国人の割合は1.6%、フランス人は1.3%しかない。つまり、東京五輪を控えて我々が重視すべき外国人は、アジアの人たち、特に増加率の高い台湾人と中国人なのだ。