「地下街」は地上より安全 地震が発生したら落ちついて逃げる

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■“穴場”の出口をチェックしておく

 地下街そのものは地震の被害を免れても、周りからの被害の連鎖でやられる恐れもある。連鎖的被害を起こすひとつが水圧で、地下を走る暗渠化された川や下水管などの破裂だ。それが、たとえば都心随一のターミナル駅、渋谷で起きたら……。

「渋谷は、“谷”という地名がつくように地下を渋谷川が流れていて、そのすぐそばを地下鉄が走っています。しかも、地上2階だった東急東横線は地下5階に潜り、横浜と埼玉を結ぶ副都心線も地下にできました。渋谷の地下街は今まで以上に拡大。その地下街の一部は、暗渠化された渋谷川の水面より低くなっているのです」(国交省関係者)

 複雑化した渋谷駅の混乱ぶりは、副都心線開通時に“迷子”があふれたことでクローズアップされた。万が一の時、落ち着いて地上まで上がれるだろうか。渋谷駅はもちろん、通勤経路の地下街から地上への出方はいくつか確認すべきだ。

「漫然と地下街を歩きながら階段の場所を把握するのではなく、その時々の混雑ぶりを確認。意外とすいている“穴場”の出口をチェックするのです」(和田氏)

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