地方大出身者からノーベル賞続々 なぜ「東大」は振るわず?

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■受験と研究の“縛り”が足かせに

 東大法学部卒で、米国で心理学、医学博士号を取得した鈴木丈織氏の見方はこうだ。

「ノーベル賞クラスの研究には新しい発想を積み重ねる独創性が要求されます。“枠”をはみ出さないといけないのに、東大は受験ではオールマイティーであることが求められ、研究においても学界の本流から外れることがなかなか許されない。競争が激しいので、論文の数をこなし、目に見える形ですぐに成果を挙げないと研究費も回ってきません。その点、地方大の方が、ひとつの分野には突出しているなんて学生が集まりやすい。東大のような妙な“縛り”が少ないぶん、独創的なひらめきも生まれやすいのだと思いますね」

 最近は不況のせいで、「受験生の地元国立大志向がますます強まっている」(安田賢治氏)という。東大は凋落の一途、地方大出身のノーベル賞受賞者が今後さらに増えるかもしれない。

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