狭い視野は致命傷 男50歳“嫉妬の呪縛”からはこう逃れる

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「メディア対応をオレに一本化すれば、オレの存在感が増す。そうやってタイミングをうかがいながら、チャンスを見てあいつに恥をかかせてやるんだ……」

 台湾企業の傘下に入ったシャープ崩壊の裏に、すでに退任した幹部の嫉妬が絡んでいたといわれている。内向きな権力闘争に明け暮れ、組織を瓦解させた根っこに、男の嫉妬があったという見方だ。だれしも少なからず嫉妬がある。それが色濃く出てしまうのが、役員に届くかどうかの分岐点を迎える50歳のころ。男50歳の嫉妬はちょっと厄介だ。

 伊藤さん(52)は「50歳になったころから、人事異動のニュースに触れるのが嫌になり、1面で報じられるような大企業の社長若返りなどの話はともかく、細かな異動欄は見なくなりました」と苦笑いする。

「見ず知らずの人のことなのに、『40代の新社長』を目にすると、ワケもなく気持ちがザワザワするようになって嫌になったのです」

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