被害相談の4割20代 「SNS詐欺」海外マルチ事業者の二枚舌

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 振り込め詐欺が高齢者なら、SNS詐欺は若者だ。SNSの普及で手軽な契約が可能になり、マルチ取引のトラブルが急増している。国民生活センターに寄せられた相談件数を見ると、2013年までは9000件台だったが、14年以降は1万1000件台で高止まり。中でも、20代が突出していて、相談件数の4割近くを占めている。

 国民生活センターの担当者が言う。

「SNSをよく使うのも一因ですが、自由に働くとか、一緒に成長しようとか、そのまま信じてしまう若者が多い。それから、やはり若者は無知。典型的なネズミ講などに簡単に引っかかってしまう。『ネズミ講』という言葉そのものを知らないのです」

 現在、増えているのが海外マルチ事業者とのトラブルだ。20代が半数を超えるという。

 契約時は、日本語で懇切丁寧に説明されるが、契約後は「海外事業者なので日本語未対応」と二枚舌を使う。さらに、「海外事業なので日本の法律は適用されない」と逃げてしまうのだ。被害額は数万~10万円程度なので、海の向こうの事業者を追及するのも面倒で“泣き寝入り”が多いという。ただ、若者にとっては大金だろう。

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