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曽我和弘
著者のコラム一覧
曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

ラウンジ&ダイニング ピア(神戸・元町)神戸ポーク料理の魅力

 神戸メリケンパークオリエンタルホテル3階にある「ピア」は、同ホテル唯一のフレンチレストラン。ただし、カフェ利用もできるために肩ひじ張らずに食事が楽しめる。同店の厨房を任されている岸本達哉さんは31歳の若きシェフ。28歳で料理長に就任したというから驚かされる。彼は生産現場を歩きながら面白いと思った食材を取り上げ、食材探訪フェアを行ってきた。

 11月末まで催しているのが神戸ポークを使用した料理フェアだ。神戸ポークとは、神戸市西区にある高尾牧場のブランドで、雌のLW系と雄のデュロック種を交配させた豚。餌や水にこだわりながら肥育することで肉質に特徴を持たせている。

「さっぱりした上品な味で、どんな食材とも合わせやすいのがいい」と岸本シェフが言うように、クセがなく、豚特有の臭みもない。特に“プレミアム”と呼ばれる肉は、神戸らしくパンを主原料にした餌を与えていけるからか、肉の風味がよく柔らか。岸本シェフは、これを用いてディナーコースの一皿「神戸ポークフィレ肉のアルロネーズ風、ジャガイモのムース季節野菜」を作ってくれた。

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