象印の高級ライン「極め羽釜」 は“かまど炊きの味”を追求

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「当時、象印の上位機種の内釜は、01年に開発した『真空かまど釜』を採用していたが、真空釜は蓄熱性がよい半面、側面から熱が伝わりにくいという弱点があった。そこで自慢の技術を諦め、新しい釜に挑戦。広く浅い形状で、側面から強火を伝える羽根が付いた『極め羽釜』に行き着いた」(後藤氏)

■業界初の100%純粋な鉄釜を実現

 10年9月に発売開始。これまでにない商品は大反響で、半年で2万台を売る好スタートを切った。さらに翌11年、素材にもこだわった「南部鉄器 極め羽釜」の登場により、勢いは加速する。

「昔ながらのかまど炊きを追求すると、やはり“鉄”に行き着く。やるからには、より高品質を極めたい。そこで、岩手の伝統工芸品である南部鉄器を採用した」(後藤氏)

 技術力と量産化のバランスは大きな課題で、協力工場を見つけるまではひと苦労したというが、その甲斐あって、業界初の100%純粋な鉄釜を実現。このヒットで極め羽釜の存在感は一気に高まり、また10万円以上の最上位機種が誕生したことで象印のブランド力も向上。普及価格帯ラインの販売にも好影響を与えている。

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