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花王「キュレル」 乾燥性敏感肌の悩みに着目し2ケタ成長

 花王のスキンケアブランド、乾燥性敏感肌を考えた「キュレル」が好調だ。1999年の誕生以来、“セラミドケア”という技術的な根拠に基づいて、顔だけでなく、からだ、頭皮まで、肌悩みに応える商品を展開。近年は、美白ケアやUVケアなど、ニーズ対応にも力を入れており、圧倒的な品揃えで2ケタ成長(直近5年)を続けている。

 76年に本格始動した花王の皮膚科学研究。乾燥性敏感肌という言葉もなかった時代から、同社は乾燥・肌あれに悩む声に耳を傾けてきた。何とか解決に導きたい。そこで着目したのが肌の必須成分「セラミド」だ。潤いを保ち、外部刺激から肌を守る、いわば肌のバリアー機能の主役となるセラミド。乾燥性敏感肌は、その不足によって引き起こされることから、87年、独自に「セラミド機能成分」を開発する。

「セラミドは健康な肌づくりに欠かせない。だったら、化粧品に入れてあげればいいとなるが、80年代、天然のセラミドはとても高価で、効果が出る量まで配合するのは大変なことだった。そこで、天然セラミドと同等の保湿効果を発揮するセラミド機能成分を開発。天然セラミドの働きを補えるほどの量を、安定的に配合することに成功した」(スキンケア事業グループの篠原正和氏)

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