【穴子ザク】朝も晩も楽しめる一石二鳥レシピ

公開日: 更新日:

まるよし(北海道・函館市)

 働きづめでクタクタでも、帰ってから一杯やりたいのが飲んべえの悲しいサガ。ならば、うまいツマミで疲れも吹っとべば最高だろう。そこでオススメなのがこの穴子ざく。手軽な上、酢を使うことで疲労回復の効果も狙えるからだ。

 そしてこれも穴子、キュウリ、酢という三者の相性の良さを生かしている。

「お寿司でも穴キュウってあるように穴子の風味とキュウリの歯ごたえってもともと相性がいいんですよ。それにお酢のさっぱり感を合わせると絶妙にマッチするんです」

 ごまダレと酢の量を自分流にカスタムするのも面白い。

 合う酒は北海道の日本酒「国稀」だ。穴子かば焼きの染みたタレとごまダレがつくり出す味わい深いコクをすっきり辛口の国稀が一層際立たせてくれる。

 そして、このツマミのもうひとつの楽しみ方が、ご飯にかけて食べるとめっぽううまいこと。冷やご飯にのせて朝ご飯にすれば、いくらでもサラサラ入っていく。朝も晩も楽しめる一石二鳥の一品だ。

《材料》
穴子かば焼き  50グラム
キュウリ  2分の1本
長ネギ  1/3本
ミョウガ  少々
酢  お好みの量
しゃぶしゃぶ用のごまダレかごまドレッシングお好みの量

《レシピ》
(1)キュウリをスライスして塩で軽くもんでしんなりさせた後、流水で塩を抜く。
(2)長ネギを斜めにスライスして水にさらす。
(3)穴子を軽く水洗いして表面のタレを洗い流す(少し残る程度)。
(4)キュウリ、長ネギの水気をキッチンペーパーで切って穴子と合わせる。
(5)そこにごまダレ、酢をお好みの量で混ぜ合わせる(食べる直前)。
(6)ミョウガを千切りして散らす。

今日の達人 吉川輝彦さん

▽よしかわ・てるひこ
 函館市に近い森町の出身。高校卒業後、「自分を試してみたい」と単身札幌へ。すすきので居酒屋、和食店で10年、函館でも寿司屋、海鮮料理屋で10年料理を学んだ後に、2010年に函館で海鮮料理炭火焼き「まるよし」を開業。店名の由来は人と人との輪を示す“まる”に名前の吉川の“よし”を結びつけたもの。その名の通り、常連客はもとより、いちげんさんでも気軽に入れるアットホームな雰囲気だ。

▼まるよし
 旬の素材を取り入れて素材の良さを最大限に引き出すことを身上としている。名物は「活毛ガニの洗い+茹で甲羅・みそ」。「2匹ほど下ごしらえすると手がボロボロになります」と言うほど丁寧な仕上げで、珍しい毛ガニの刺し身と濃厚なみそを堪能できる。なお、今回のレシピはお家で簡単に作れることを念頭に置かれたもの。店では、だしを取るのに4時間かけるなど、既製品を一切使わず、体に優しい天然物のみを使っている。
北海道函館市松陰町24―18
℡0138・56・1114(日曜定休)

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