パートナーズ盛田慎二社長 「流転の海」完結編待ち遠しい

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 さて、ここからが本題。そんな盛田さんが満面の笑みで紹介するのは、宮本輝の「流転の海」(新潮社)だ。

「1982年に第1部が出版されましたが、私は2年ほど前に初めて手に取り、『こんなに面白い本があったのか』と、第1部から第8部まで一気に読みました。あまりに面白くて、妻や息子、社員にも回し読みさせたほど。戦後闇市から事業を起こす主人公の苦難が、私の中国ビジネスと重なって感情移入します。今年末にも完結編となる第9部が発売されるそうなので、いまから待ち遠しくてたまりません」

■ギムレットってどんな味?

 好きなことにはのめり込むタイプのようだ。宮本輝の「血脈の火」「天の夜曲」「慈雨の音」(すべて「流転の海」シリーズ)などを次々と紹介する。

「いま読んでいるのが、彼の『田園発 港行き自転車』(集英社)です。なぜ父はこの地で死んだのか……、富山の田園などを舞台に心温まるストーリーが続きます。私は乱読派ですが、ただ、本を読むスピードは人より少し遅いかもしれません。文中にバーでギムレットを飲んだという表記が出てくれば、『ギムレットってどんな味だっけ?』と気になってしまい、実際にバーへ行ってみたりする。ラフマニノフという作曲家が出てくれば、やはりピアノ協奏曲第2番が聴きたくなる。本というのは、知らないことを私に教えてくれる道具です」

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