JR幕張本郷駅の送電施設“よじのぼり” 賠償はどのくらい?

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 先週、JR総武線の幕張本郷駅(千葉市)の送電施設に男がよじ登り、3時間近く電車が止まった。その影響は3万人に及んだという。

 電車を止めれば莫大な損害賠償が請求されるのは、よく知られた話だ。今回、建造物侵入容疑で逮捕された家田慎也容疑者(51)は、事件直前に痴漢の疑いで駅員に話を聞かれていて、すきを見て送電施設に逃げたとみられている。痴漢は取り調べをしないとはっきりしないが、電車を止めたのは間違いない。なんともバカなことをしたものだ。

 JR東日本は「通常はケースごとに専門家とも相談し、責任の所在を見極めた上で、請求するかどうかを検討しています。この事件についても、損害賠償請求の可能性はあります」(広報担当者)と言う。

 果たして今回は、いくらぐらいの請求になるのか。

「日本の法律では、損害賠償は実損害の額を補填するための請求になります。加害者への制裁や罰金的な意味合いも含める米国とは違います。今回のケースでいえば、運転を見合わせた3時間で振り替え輸送にかかったコストや失った運賃を請求することになります。よじ登ったことで施設に損傷を与えたりしたら、その分も対象になります」(山口宏弁護士)

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