【新宿戸山団地】住宅街の真ん中 ポツンとともる赤提灯1つ

公開日: 更新日:

 新宿7丁目の怪しいエスニック酒場でネパールのおふくろの味をつまみに一杯やった後、近くに銭湯を見つけたので、ひとっ風呂浴びた。見知らぬ街で飲むのもいいが、風呂に入るのも楽しい。つかの間、その街の住人になったような気がするからだ。その銭湯は昔ながらの昭和なたたずまい。全身にモンモンの墨を入れた男たち(3人!)に囲まれながら汗を流した。

 湯上がりの肌に、街の風は心地いい。人けのない住宅街を気ままに歩く。15分ほど歩いただろうか、大久保通りに出た。左折して明治通りに出れば副都心線の西早稲田駅まですぐ。しかし、明治通りの1本手前の細い路地を右に曲がった。何かありそうなにおいがしたからだ。

 100メートルほど歩くと、案の定、赤提灯の明かりが見えてきた。雑居ビルの入り口にぽつんとひとつだけ。店は地下のようだが、地下へと続く階段の手前にママチャリが置かれ、侵入を拒む。入ってほしいのか、入ってほしくないのか。迷っていると、階段の脇にエレベーターがあるのに気付いた。それに乗って地下1階に降りると、いきなり店内。様子をうかがうも何もなく、ママの「いらっしゃい」と言う声に促されるまま、カウンターに座った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦春馬さんに金銭を無心か…「母親の過去」と死の動機

  2. 2

    韓国人の予感が的中…誰も驚かなかった日本のコロナ拡大

  3. 3

    安倍首相“吐血情報”で広がる健康不安説…国会拒否の理由か

  4. 4

    実は交際4年?綾瀬はるか「私と結婚しなさい」発言の真意

  5. 5

    GoTo足かせで宿泊施設増えず…コロナ隔離難民であふれ返る

  6. 6

    三浦春馬さん“前兆なき死”の謎…直前に何か物凄いことが?

  7. 7

    加藤厚労相“指揮権放棄” コロナ禍から逃げまくり表に出ず

  8. 8

    米倉涼子は独立から半年 次回作が決まらない「2つの理由」

  9. 9

    惜しむ声多数も…高岡蒼佑「俳優引退報告」なぜ今なのか?

  10. 10

    チャリティーゴルフで社会貢献 人気絶頂女子プロの“本音”

もっと見る