奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

食べても無意味? 水煮野菜には抗酸化物質が残っていない

公開日:

 最近はスーパーに行くと、煮た野菜をそのままパッキングした「水煮野菜」が売られているのが目につくようになった。数年前とくらべると種類も増えたし、使い勝手もよくなったようだ。

 野菜は、もちろん国産もあるが、たいてい中国産である。それをカットして煮るのだが、そのままでは汁が濁るから、水煮と水洗いを繰り返して、最後にリン酸塩を添加して濁りをとることが多い。それをパッキングして冷凍するか、もしくは加熱殺菌処理したものが輸入される。

 ちなみに、独立行政法人「農畜産業振興機構」の調べによると、「水煮野菜」に使われる野菜の産地について、スーパーでは85・7%が、総菜事業者は88・2%が「原産国にこだわらない」と答えているから、国産はきわめて少ないと思われる。

 冷凍食品もだいたいこの数字に近く、あえて「国産」と書いていないかぎりは輸入野菜である。

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