【南国風豚ロース肉のソテー、パイナップル添え】パイナップルの甘さとオリーブオイルの香りが食欲をそそる
「一日の疲れを癒やすには、ある程度の脂肪分と甘さが必要です。栄養補給になるので、『今日はお疲れさん』という時にはぜひコレを。サラダを添えると、晩ご飯の代用にもなります」(道野さん)
豚の脂肪分とパイナップルの甘さは相性がいい。甘さが入ると、脂肪分を重く感じさせない。パイナップルはカットするのが面倒なので、カットフルーツを使う。材料以外にバルサミコビネガーが家に1本あると、重宝する。鶏肉や豚肉をソテーし、バルサミコビネガーをかけるだけでおいしいし、体にもいい。夏の暑い時は、イチゴなどのフルーツやアイスクリームにかけてもいける。
オリーブオイルは、食欲増進や香りづけの役目を果たしてくれる。
「エクストラバージンオイルはその名の通り、ギュッと搾った1番しぼりで、生食用です。焼いた料理にかけたり、そのままドレッシングに使います。これに対し、ピュアオリーブオイルはバージンを強制的に搾ったもので、値段は安い。揚げたり、焼いたりする時はピュアオリーブオイルを使って下さい。いずれも高価なものは葉緑素のみずみずしさを味わうのにはいいのですが、青臭く、苦いので日本人向きではない。普段の食生活で、それほど高いものを使う必要はありません」(道野さん)