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【ニンジンのポタージュをかけた茶碗蒸し】現代の青森料理

 店のホームページを開くと、「Bois Vert meets AOMORI」「LOVE AOMORI」という文字が流れる。青森愛にあふれる川口かずのりシェフが目指すのは、“青森の大使館レストラン”だ。

「映画の予告編を見ると本編も見たくなりますよね。その予告編がボワ ヴェールの料理。ここに来たら青森に行きたくなりますよ、でも本編はぜひ青森で。青森で食べたら、もっとおいしいですよ、楽しいですよ、とお客さまに伝えたい」

 メニューのあちこちに青森の地名が躍り、青森産のワイン、シードル、日本酒、焼酎が棚に並ぶ。今回紹介いただく5品ももちろん、すべて青森食材を用いたもの。かつて、ある食品卸売会社の担当者に「青森のことを事細かに知っているのは、民間では川口さん」と言われたこともある。そんな川口シェフに対し、誰もが何の疑いもなく思うだろう。シェフは青森県出身だ、と。

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