女流棋士加藤圭さん<5>学童での経験が棋士活動に役立った

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 障害のある児童や生徒の学童で働きながら、将棋の研修会に通って2年目の18年6月、第4回YAMADA女流チャレンジ杯でベスト4に入り、女流二級に昇格。当時の規定では、二級昇級は2年以内(14棋戦以内)だったが、努力が実って3棋戦目の4カ月でステップアップしたという。

「諦めずに粘ることの大切さを学びました。将棋もそういう棋風を目指したいです」

 臨床心理士になるための勉強も、無駄ではなかったと思うそうだ。

「臨床心理士になる勉強も、将棋の勉強も、基本は暗記。暗記力が鍛えられて良かった。もっとも、心理学は魔術じゃないので、対局相手の心を読むのに役立つわけではないですよ(笑い)」

 職場は、プロになる4カ月前の同年2月に退職した。

「その2月に女流棋士仮会員の3級になれたので、正式なプロまであと一息。それで気が緩んだのか、ひどい風邪で、職場に出られなくなってしまって……。そのままフェードアウトするように、子供たちや同僚の方たちに、きちんと挨拶できないまま退職することになってしまいました。それが心残りです」

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