池田保行
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池田保行

メンズファッション誌を中心に、ビジネススーツなどメンズスタイルについて執筆するファッションエディター&ライター。

中高年こそバブル期とは似て非なる“おしゃれダブル”を

公開日: 更新日:

 80年代のバブルをご存じの世代なら、ダブルのスーツには、ひとかたならぬ思いがあるのでは。少なからず中高年のダブルは「威風堂々」「泰然自若」の印象だが、当時を思い返せば、こわもてなイメージのほうが勝る。

 六本木のディスコのVIPルームに居座るのは、大抵がダブルのスーツを着たマスコミ関係か不動産業者。フロアからいいオンナを根こそぎさらっていくので、当時、大学生だった筆者などは苦々しい思い出しかなく、ダブルのスーツに抵抗すらある。だが、数年前からデザイナーズ系のブランドから、バブル期とは印象の異なるダブルが登場し、意識を変えなくてはいけなくなった。

 近年のダブルは肩幅が小さく、ラペルも小ぶりだ。着丈も短く、ウエストも絞られており、見た目にはコンパクトなフォルムを描く。しかも、左右の腰ポケットがパッチ式になっており、カジュアルジャケットのような印象すらあるものも多い。イタリアのジャケットブランドが手掛けるダブルは、まるでブルゾンのように軽快だ。ダブル=貫禄とはまったく印象が異なり、どこかモダンなデザインスーツのようですらある。

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