墓を移す「改葬」10万件突破 コストや手順を専門家が解説

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 田舎の両親が亡くなったあとは、先祖代々の墓をだれが守るのか――。これも真剣に考えなければならないテーマだ。墓参りのためだけに田舎に帰るのは現実的ではない。最近は遺骨を引っ越す「改葬」が増えている。その手順は?

  ◇  ◇  ◇

 厚労省の「衛生行政報告例」によると、改葬件数は2017年度に10万4493件とはじめて10万人を突破した。Uターンを希望していなかったり、一人娘で嫁いでしまったりして、簡単に代々の墓の面倒を見られない場合、自身や子ども世代の負担を考えると改葬が現実だ。

 それでは、墓の引っ越し費用はどのくらいかかるのか。

「手順として、これまでの墓を更地にする必要があります。墓石の処分代は一般的に40万~50万円、墓石から魂を抜く“閉眼供養”としてお寺に20万~30万円のお布施がかかります。その後、移した先でかかる費用も含めて、最低100万円の予算は見ておきたいですね。引っ越しに関する税制優遇はありませんが、お墓には相続税がかかりませんので、新たな墓を設けて墓石も考えているのなら生前に済ませたほうが得です」(葬儀相談員の市川愛氏)

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