著者のコラム一覧
牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

津軽海峡<2>苫小牧へ向かうフェリーの船室で目が覚めて

公開日: 更新日:
画・牧野伊三夫

 八戸で酔いつぶれて、目を覚ますと苫小牧へ向かうフェリーの船室にいた。僕はジャケットを着て、長靴をベッドの外へ投げ出した格好のまま寝ていた。時計を見ると、夜中の1時半である。さて、ゆうべはここまでどうやってたどり着いたかと記憶をたどってみたが、まったく覚えていない。

 苫小… 

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