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西潟正人東京海洋大 非常勤講師

魚の伝道師。1953年、新潟生まれ。魚好きが高じて全国の海岸線を巡り、神奈川県逗子市で地魚料理店を20年間営む。2017年から東京海洋大で魚食文化論の非常勤講師を務める。

身が豊富なメイタガレイは煮つけでも干物でも食べ応えあり

公開日: 更新日:
メイタガレイ(C)日刊ゲンダイ

 両目の間に硬い骨質板がある「メイタガレイ」は、漢字で「目板鰈」と書く。水深数十メートルの砂泥底にいて、体長は15センチほど。ウロコがなく、つかみどころのないヌメリに下魚扱いされることもある。しかし、小さくても肉厚だ。近年は、高級魚の仲間入りをするのも、うなずける。

 間違… 

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