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西潟正人

魚の伝道師。東京海洋大海洋生命科学部非常勤講師(魚食文化論)。

身が豊富なメイタガレイは煮つけでも干物でも食べ応えあり

公開日: 更新日:
メイタガレイ(C)日刊ゲンダイ

 両目の間に硬い骨質板がある「メイタガレイ」は、漢字で「目板鰈」と書く。水深数十メートルの砂泥底にいて、体長は15センチほど。ウロコがなく、つかみどころのないヌメリに下魚扱いされることもある。しかし、小さくても肉厚だ。近年は、高級魚の仲間入りをするのも、うなずける。

 間違…

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